体が硬い僕が、50年ローラースケートを滑って見つけた「最高の壁の超え方」|「シルバーだが、情熱はある!」俳優 折笠吉美
#スランプの乗り越え方 子供の頃、僕は親にお酢を飲まされるほど体が硬かった。 前屈をしても床に手がつくなんて夢のまた夢。そんな信じられないほど体が硬い少年が、何を血迷ったかローラースケートの世界に飛び込み、気づけば50年も滑り続けている。 当然、その50年は数え切れないほどのスランプと絶望の連続だった。 表現やダンスの世界では、体が柔らかい方が圧倒的に有利だ。僕にとっての最初の大きな壁は「スプリット」という技だった。足を前後にペタンと180度開脚して座り、そこから脚力だけで立ち上がる。周りが軽々とこなすその技が、体が硬い僕にはどうしてもできない。 20歳前後の頃、僕は「レ
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